我が青春の四天王プロレスよ永遠なれ! (一)

三沢光晴川田利明田上明、小橋健太

全日本プロレスで、四天王プロレスと言われた熱い選手達....

 

現在プロレスブームと言われていますが、私が青春真っ只中の時に共に歩み成長して

いった四天王プロレスの凄さ、思いを伝えたい....今のブームとは少し違うと....

 

プロレスの日本の流れは、簡単にいうと

力道山からの、アントニオ猪木新日本プロレスジャイアント馬場全日本プロレス

そこから派生した団体は数知れずありました。

今回の四天王プロレスは、ジャイアント馬場さんの全日本プロレスでの事です。

全日本プロレスといえば、大きな選手が多くジャンボ鶴田天龍源一郎や外国人レスラー

特に外国人レスラーは、当時アメリカで有名な団体、NWA、AWAなどメキシコからも

超有名なレスラーが参戦していました。

ニック・ボック・ウィンクル、ハーリーレイス、リックフレアー、マスカラス兄弟

エリック兄弟、ブッチャー、タイガージェットシン、スタンハンセン、ブルーザーブロディ

その他に名前を挙げたらきりがない豪華なメンバーでした。

 

いろいろな流れがあっての四天王プロレスですけど、そこまでの経緯をざっとの説明でいく

と、その昔は、反則負けや両者リングアウトで試合が終わる事が多く勝ち負けがつくことが

メインイベントでは多くはありませんでした。

それでも豪華外国人など体の大きな化け物みたいなプロレスラーが、ぶつかり合うだけで

凄いと思っていました。

その後に長州さんが全日本プロレスへ移籍して、新日本プロレスへ戻ってしまい全日本

プロレスの人気に陰りが出てきて、このままではファンも離れてしまい危機感を感じた

天龍さんが天龍革命を起こし、チーム(レボリューション)を組んでプロレス改革を始めます。

反則やリングアウトによる試合を極力無くして、20分以上の熱い試合を地方の巡業でも

行い、当時のファンを熱狂させます。鶴田対天龍は黄金カードとしていつも超満員でした。

全日本プロレスは、外国人対日本人がメインで流れていく感じでしたが、長州さんが在籍して

いた頃を引き継ぎ日本人対決が、多くなってきています。

 

プロレスの歴史は分裂して団体が増えていく事の繰り返し....

当時のメガネスーパーが新団体(SWS)を旗揚げするにあたり天龍さんが、新しい団体SWSへ

1990年の春に複数の選手と移籍した事で、残された全日本プロレスは、どうなるのか....

 

あらたな船出をきり今後の全日本プロレスの方向性をファンに示すべき大会で、1人の男が

行動を起こしたのが1990年5月14日の東京体育館、その人こそ

三沢光晴さんです❗️

2代目タイガーマスクとして活躍、この日の試合中に自らマスクを取りタイガーマスク

決別し三沢光晴として立ち上がった記念すべき大会です。

ただ、この日の大会はターニングポイントとして後々語り継がれるが、当時の大会と

しては、天龍さんや複数の選手が居なくなった始めての大きな大会で、タイガーマスク

やめて三沢になって大丈夫なのか、馬場さんもピンフォールであっさり負けたけど大丈夫

なのか...不安だらけの大会でした。

 

が、次月の6月の武道館大会のメインイベントで当時最強レスラーのジャンボ鶴田さんと

対戦する事になった三沢さん....

対天龍さんでも、強さを発揮していた鶴田さんが負ける訳がない

これからの全日本プロレスを俺達(ファン)と一緒に歩むから頑張れ三沢さん....

観戦した自分も鶴田さんから勝つ事は、まだまだ難しいと思うも高い壁に挑むからこそ

ファンは声援を送り三沢さんを鼓舞し続ける....目まぐるしい技の応酬の中で最後は....

鶴田さんの必殺技バックドロップを切り返して、三沢さんがピンフォール勝ち!

ガックリして呆然とする鶴田さんのファン、リングサイドまで駆け寄り、大三沢コール

で声援を送る三沢さんのファン....自分にとってのヒーローの誕生でした。

 

そして三沢さんは、全日本プロレス正規軍に対抗するべく、超世代軍を結成して熱い

日本人対決と強豪外国人レスラーと闘っていきます。試合毎に成長する事でファンの

ハートをガッチリ掴んでいきます。プロレス会場では、有り得ない女性ファンが観戦に

訪れる人が増えてきました。

三沢さんや若いレスラーが体を張って頑張り強大な敵に立ち向かい成長していく物語を

一緒に共有出来たから、熱い気持ちで応援出来たと思います。

体をぼろぼろにしながらも立ち向かう勇気を教えてくれているのだと。

 

熱い気持ちで応援するには、納得出来る要素が必要となりますが、今観戦してみたとしても

説明は、不要です。選手達の気持ちの入れようと、技の凄さ....こちらにも痛みが伝わって

きます。立ち向かっていく壁の高さ(対戦相手)と敵の強さです。豪華外国人レスラーは、

スタンハンセンを筆頭にタフで強いメンバーでした。

そして、なんと言っても現状でも、今までの日本人レスラー最強説筆頭のジャンボ鶴田さん

の存在が、デカ過ぎました。

それら強くて高い壁であるライバルに立ち向かう超世代軍を応援しない訳がないのです。

この当時のメインイベントは、毎試合がベストバウトと言っても過言では無いくらいでした。

 

この続きは次回に書きたいと思います。ここまでは自分の思いだけで書いたので、

すみませんです。

 

 

馬場さんを実際に見た事ってありますか?

試合会場に観戦した方は、知っていると思いますけど会場の物販ブースで馬場さんの

Tシャツやタオルなどを購入するとサインをしてくれますが、初めて馬場さんを至近距離

から見たら顔の大きさにビックリしてしまいました....

っていうか存在自体全てが規格外で同じ人間じゃないと思いました!

でも、プロレスラーは、心優しきアスリートでしたよ。(次回へ続けたい....)

 

 

今思う関係ない.....ひとり言

お金に困ると宝くじが当たるけど....(100万位をNO4で4回!)

今、困っているから近々当たると思っている私!